【ゴーストバスターズ/アフターライフ】旧作ファンも泣く!新たな世代へ継がれる感動ゴースト譚

ホラー

【ゴーストバスターズ/アフターライフ】伝説の継承と、新たなゴーストたちの目覚め

ゴーストバスターズ/アフターライフ 映画ポスター

ゴーストバスターズ/アフターライフ(Ghostbusters: Afterlife)

公開年
2021年
監督
ジェイソン・ライトマン
脚本
ギル・キーナン、ジェイソン・ライトマン
ジャンル
ファンタジー / コメディ / アドベンチャー
上映時間
124分
製作国
アメリカ

主要キャスト

  • マッケナ・グレイス(フィービー)
  • フィン・ウルフハード(トレヴァー)
  • キャリー・クーン(カリー)
  • ポール・ラッド(グルーバーソン先生)
  • ビル・マーレイ(ピーター・ヴェンクマン)
  • ダン・エイクロイド(レイ・スタンツ)

あらすじ(ネタバレなし)

母と共に田舎町に越してきた少女フィービーと兄のトレヴァー。
彼らは亡き祖父が遺した屋敷で、古びた装置や奇妙な発明品を発見する。
やがてフィービーは、自分の祖父がかつてニューヨークを救った“伝説のゴーストバスターズ”の一員だったことを知る。
だが町では異変が起こり始め、再び“あの存在”が目を覚まそうとしていた――。
果たして、新世代のゴーストバスターズは世界を救うことができるのか?

目次


映画のポイント|『ゴーストバスターズ/アフターライフ』を200%楽しむ注目ポイント

伝説のゴーストバスターズ、再起動

あの“マシュマロマン”が帰ってくる!?

前作『ゴーストバスターズ』から約30年。
今作では、かつてのゴーストバスターズの子孫たちがその遺産と向き合い、新たなゴーストハントに挑む物語が描かれます。
旧作ファンにはたまらないオマージュが満載で、小さなマシュマロマンたちの暴走など、懐かしさと新しさが見事に融合しています。

田舎町に広がるゴースト現象の謎

なぜこの場所に幽霊が現れるのか?

舞台はニューヨークから遠く離れた田舎町サマーヴィル。
地下からの地震、謎の光、そして再び現れるゴーストたち。
一見平和そうな小さな町に隠された秘密が、少しずつ明らかになっていきます。
なぜ今、再びゴーストが目を覚ましたのか──その理由が物語の鍵となります。

科学と幽霊のミックスが生む冒険ファンタジー

これはゴーストハンターたちの“青春映画”だ

ゴースト退治のために使うのは、プロトンパックやトラップなどおなじみの装備たち。
科学技術で超常現象に立ち向かう設定は健在で、理系少女フィービーの活躍にも注目です。
ホラーというよりは、家族で楽しめる冒険ファンタジーとして仕上がっています。

旧キャストの登場に胸が熱くなる

あの人たちが帰ってくる──!

1984年版でおなじみのゴーストバスターズたちも登場!
ビル・マーレイやダン・エイクロイド、アーニー・ハドソンが再びユニフォームを着てくれる姿には、思わず涙。
世代を超えてバトンを受け継ぐその演出は、ファン必見の名シーンばかりです。

ノスタルジーと現代性が絶妙にブレンド

過去を知る大人にも、初見の若者にも刺さる

『ゴーストバスターズ/アフターライフ』は、懐かしさを感じさせる演出と、新しいキャラクターの魅力が絶妙に合わさった作品。
過去作を観ていない人でも楽しめるストーリー展開でありながら、オールドファンにはたまらない“仕掛け”が随所に散りばめられています。
まさに、世代を超えて楽しめる一本です。


🔥注目レビューPick

「旧作ファンにはたまらない!泣ける続編」

エゴンへの愛があふれてる映画だった…
亡き祖父=イゴン・スペングラーの存在感が全編に渡って感じられて涙。
ラストは感動で胸がいっぱいになりました。旧作観てる人ほど刺さる。

「理系女子・フィービーが最高すぎる!」

ゴースト退治に科学で立ち向かう姿がかっこいい
フィービーのキャラが魅力的で、賢くて勇敢で憧れる。
ただの続編じゃなくて、ちゃんと次世代のヒーローとして描かれてたのが良かった。

「ホラーというよりファンタジー冒険譚!」

怖がりでも安心して楽しめるタイプの映画
ゴーストのデザインはちょっと怖いけど、全体のトーンは明るくて家族で観れる感じ。
少年少女たちの冒険にワクワクが止まりませんでした。

「マシュマロマンが大暴走!?可愛すぎて逆に怖い」

あんなに小さくて可愛いのに破壊力抜群
ショッピングモールでのマシュマロマンのシーンは笑ってしまった。
怖さと笑いのバランスが絶妙です。

「旧キャストの登場に震えた」

ビル・マーレイたちがまた見られる日が来るとは
レイ、ピーター、ウィンストンが並ぶ姿に感無量。
出番は短いけど、その存在感は圧倒的でした。

「ストレンジャー・シングス好きにも刺さる世界観」

80年代オマージュの雰囲気がたまらない
音楽・映像・テンポ、全部がどこか懐かしくて心地いい。
フィン・ウルフハードが出てるだけで“分かってる感”ある。

「親子で楽しめる映画ってこういうこと」

ホラーでもグロくないし、ストーリーがちゃんと熱い
子どもと一緒に観たけど、笑って泣けて、ちょっとだけ怖くて最高だった。
家族の絆がテーマなのも好感度高いです。


ラストシーン考察|『ゴーストバスターズ/アフターライフ』が描いた“継承”という奇跡

👻 亡きイゴン・スペングラーが遺した“最後のゴーストバスター作戦”

サマーヴィルに仕掛けられていたのは、イゴンが単独で準備していた巨大な封印装置
周囲からは狂人扱いされながらも、彼は来るべき脅威に備えていた──。
自分の命と引き換えに世界を守ろうとしたその覚悟は、観客の胸を強く打ちます。

🧪 フィービーとの“無言の共闘”が生んだ涙のラスト

最終決戦、プロトンパックの操作に苦戦するフィービーの後ろに、“あの手”がそっと添えられる──。
幽霊となって現れたイゴンは、言葉こそないものの、孫への愛と託す想いを静かに伝えてきます。
かつての仲間たちも駆けつけて“再集結”する瞬間は、まさに魂が震える名場面です。

🏠 スペングラー家の“断絶と再生”

イゴンと娘キャリーの確執は物語の重要な軸でした。
しかしフィービーの活躍を通じて、家族は“科学とゴースト”という遺産を受け入れていく展開に。
ラストでキャリーがイゴンの姿を見つめる場面には、親子がようやくわかり合えた時間の重みが感じられます。

🚗 あの車、再び…ポストクレジットに仕掛けられた未来

エンドロール後には、あの“ECTO-1”がニューヨークへ戻る様子が描かれます。
さらに、ゴーストバスターズの拠点だった消防署の地下に何かがあるという意味深なカットも。
続編を予感させるこの演出は、新たなゴーストバスターズの幕開けを宣言しているかのようです。

📝 管理人の考察まとめ

『ゴーストバスターズ/アフターライフ』のラストは、「過去」と「未来」を繋ぐ映画史に残る結末
・イゴンの無言の登場がすべてを包み込む演出
・旧メンバーとの再会と和解、そしてバトンの継承
・サマーヴィルという場所がもたらした“第二の始まり”
この作品は、単なるノスタルジーにとどまらず、家族と仲間、記憶と勇気の物語として、新たな世代の心にも強く刻まれるラストを迎えています。


『ゴーストバスターズ/アフターライフ』を200%楽しむ5つの提案

👓 旧作ファンは“あの装置”と“台詞”に注目!

プロトンパック、トラップ、P.K.Eメーターなどおなじみの装備が登場します。
ファンなら思わずニヤリとするセリフや動作もそのまま!
旧作との比較をしながら観ると、時代を超えた繋がりがより感じられます。

🧠 フィービーという新しいヒーロー像を味わう

本作の主役は、天才少女にして超理系のフィービー
静かな性格ながらも、勇気と知性で困難に立ち向かう姿は、新しい“ゴーストバスター”の象徴です。
彼女のジョークのセンスにも注目!

🎶 音楽と効果音の“80年代オマージュ”を聴き逃すな

劇中のBGMや効果音には、1984年の『ゴーストバスターズ』そのままの音色が散りばめられています。
シンセサウンドやビルの鳴る音ひとつにも当時の雰囲気が凝縮。
音でも“過去”と“現在”が繋がっています。

📼 映画館では観られない“ポストクレジット”を見逃すな!

エンドロール後に重要なシーンが2つ挿入されています。
旧キャストとの再会、そして新たな物語の予感が詰まった内容なので、最後まで席を立たずに!
特に“あるドアの赤いランプ”にはご注目を。

🚗 “ECTO-1”の細部に宿るこだわりを発見せよ

スペングラー家に眠っていた旧ゴーストバスターズの車「ECTO-1」。
ナンバープレート、サイレン音、ボディの傷までもが旧作そのまま!
“動く博物館”のような車の復活をぜひ堪能してください。


🎬 私のコメント(※ネタバレを含みます)

『ゴーストバスターズ/アフターライフ』は、ただの続編ではありません。
“想いを継ぐ”ことの尊さと、“存在しない誰か”との絆を描いた、世代を超える物語でした。
笑って、泣いて、ちょっとだけ怖くて、そしてとびきりあたたかい映画。まさに“帰ってきた”という言葉がぴったりの一本です。

主人公フィービーの存在が本当に素晴らしかった。
天才的な科学センスと、ちょっと浮いた存在感。でも、それこそが祖父イゴンの“血”を受け継いでいる証。
彼女の成長がそのまま「新しいゴーストバスターズの誕生」になっているのが本作の魅力です。

イゴン・スペングラーという男が残した“家族との断絶”という傷。
でもそれを修復していくのが、彼の孫という新しい命であることに心が震えました。
科学と幽霊、親子と絆──本作は「見えないけれど確かにある」ものへのラブレターだと感じました。

クライマックス、フィービーの後ろにイゴンの“手”がそっと添えられる瞬間。
言葉ひとつないそのシーンに、全ての感情が詰まっていました
ゴーストとして姿を現したイゴンは優しく、静かで、でも間違いなく“そこにいた”。映画史に残る名場面です。

旧ゴーストバスターズのメンバーが再集結し、あの“プロトンパック”をもう一度構える。
その後ろに並ぶフィービーたちの姿に、確かに時代が受け継がれたのを感じました。
「Thank you for coming back.」そのメッセージは、旧作ファン全員へのプレゼントだったと思います。

ポストクレジットに仕込まれた“あの赤いランプ”や、地下室の伏線も含めて、
今作は「完結編」であると同時に、「新章のはじまり」でもあると感じました。
ストレンジャー・シングス世代にも刺さるこのリブート、本当に大成功だと思います。

『ゴーストバスターズ/アフターライフ』は、過去と未来、科学と心霊、記憶と家族をつなぐ美しいファンタジー
子どもの頃の“わくわく”を思い出しながら、あなたもぜひ、プロトンパックを背負ってください。


まとめ・おすすめ度

『ゴーストバスターズ/アフターライフ』は、旧作への愛と、次世代への希望が詰まったファンタジー・アドベンチャーです。
単なるノスタルジーにとどまらず、“新たなゴーストバスターズ”の誕生を描いた再起動作としての完成度も高く、幅広い層に刺さる内容となっています。
ゴースト退治だけでなく、家族や記憶をめぐるドラマとしても心に響く作品です。

  • おすすめ度:★★★★☆(4.5/5)
  • こんな人におすすめ:
    • 1984年版『ゴーストバスターズ』が好きな人
    • 親子で楽しめる冒険映画を探している人
    • 幽霊は出るけど怖すぎない“ライトホラー”が好みの人
    • 青春×科学×超常現象の組み合わせにワクワクする人
    • 世代を超えた物語のバトンリレーに感動したい人

幽霊よりも“想い”が強く残る映画。
『ゴーストバスターズ/アフターライフ』は、誰かの背中をそっと支える“ゴースト”のような存在かもしれません。

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